妄々録拾穂抄

MowMowしている

点数つける系のレビューが苦手

あ、自分がやる場合という意味で。

映画でも本でもレビュー関係は星何個とか100点満点のうち何点みたいなのがあるけど、自分はどうも基準がはっきりしないのがいまいち嫌なのでやらないことにしている。

映画を例にするとまず100点のラインを決めてコレコレが満たされているから100点の基準はこの映画でーすと決めなくてはいけない。そのうえで及第点ならあれやこれやでというのを決めるし、レビューするごとに最初の基準と比較してそれを考えなくてはいけないのが面倒だ。星評価なんてのはさらにわからない。まあはてなの星は勢いでつけるのでそういうのではない。

いや待てよ、だって世の中だいたいそういうのは雰囲気でやってるんだからいちいち気にすることでもないのでは?そんなの事あるごとに考えてたら疲れるだろう。なんて声がして、それもわかるけど定量的に評価を出してる風にする意味はあるんかい、そこはちょっとなあと思うところがある。

でも人の書いたものを見るときはそんな目くじらは立ててないので、俗にいうナントカ偏差値的な修辞的お遊びとおんなじ感じで見てはいる。おもしろいこと書いていてくれればそれでいいだけなんだけど。真面目に考察をしてくれていてもいいし、個人的ポイントにこだわってくれてもいい。同じものを扱っていても人によって見るところがさまざまだから読む楽しみがあるのだし。