ブログを始める人間の抱く希望や期待ってどんなことなのかな。新しくやってくる人の観測は楽しい。
scientiapotentiaest.hatenablog.jp
アクセス集め指南としては人様の役に立つ記事を書こうが常套らしい。お悩み解決はいつも需要が尽きることはないし、検索する私たちは的確な問題解決を望んでいる。プラスアルファで経験談もくっつくと、読者にぐっと親近感を覚えさせられてなお良いでしょう。体験記や試行錯誤の顛末は先立つ他人の経験として初心者にはありがたい。どこに引っかかりを感じて手詰まりになっているか同じ苦労をしてる人がいるというのは安心するとともに情報の信頼性を感じる良いポイントだ。それで言うとブログ運営のための情報ブログって一番需要ありそうだしね。
しかしハウツーとか情報特化のブログというのはフォーマットが決まりきっていて、解説記事みたいなのも情報をわかり易くということで淡々と記述されてるし、一応ブログ主が名前を出してはいるもののどんな人間かはあんまりわからんかったりする。
プロフィールがついていて見に行ったりしても○月で〇〇PV達成!○ヶ月で〇〇○万!とか、売り物の説得力としてはいいけどもうちょっと人間みたいかもなあ、ふふふ。でもそれはPV集めて稼ごうという目的の対象外だから余計な情報は書いてないのは理解してる。PV稼ぐのにもいろんな紆余曲折があっただろうなあ、伸びないで落ち込んだときもあるんだろうなあ、そういうのもうちょっと書いててくれると個人を感じたい読者としてはおもしろいので。
お前の苦しんでる姿が見たいんだよ……!!(小声
独自色を出すのは難しい。何が当たるかも運がものを言う。ちょっと検索してみても初心者向けの解説は充実してると言えるけど、SNS上を見ると怪しい情報商材とか似非コンサルみたいな口調で囲い込みしたい人間が跋扈している。手間を少なく稼ぐ道筋を作りたい気持ちはわかる。私たちは聖杯を求めている。
仲間を募るのもいいし情報交換もためになる。しかし変な互助会みたいなことやってるとこに引っかかると不安に浸け込まれてまた変なネットワークビジネスとかの餌食になりそう。それじゃほんとに暗黒のブログ沼だ。
「〇〇に王道なし」とはよく言われる。たとえ地を覆う権力を有する偉大な為政者でさえ何かを成すのに特別なショートカットは用意されていない。残念ながらこれはブログにも当てはまりそうだ。目的がブレずに遂行できるのはすばらしい。事は着々と出来得る限りを積み上げていくのがむしろ王道だ。
ちなみに「学問に王道なし」の逸話の元ネタは伝聞しかないが2種類存在する。
たしかに何万PV、月収何十万達成は期待を刺激してくるし、成功の羅列は箔が付いた人間に見える。ただ外側から観測してると引いて見てしまう。まあそれも伸びるための売り方の手法のひとつだ。知ってるよ。