自分が大学を出て十数年経つのでもう文系か理系かなんてどんな意味があるかよくわからない。たしかに文系学部を出たが卒業してこの方知識のフォローアップをしてるわけでもない。
今は興味も変わって数学や法律のほうが面白いが何を学びたいかは常に変遷している。これからも新しい分野に興味を持つだろうし、手にあまるほど学びたいことは増えるだろう。そのかわり何も全うできずに中途半端に終わる可能性は大いにある。しょうがないけど、明日はまた別のことを思いついて調べだしたり文献を漁ってるかもしれない。それが楽しいから。
個人的な欲望としてはとりあえずなにかに役立てなくても好きなだけ勉強していたいので、実際の仕事はあまり労力や時間をかけたくない。不真面目な労働者なので。1億円あったら何する系の質問をされても大学とか大学院行きたいとか言うだろうし、前どこかのセミナーかなにかで「これから40年、十分なお金もらって仕事の時間と同じだけ勉強のために大学通ってくださいと言われたらどうする？」とかいうたとえ話があったというやつにもはいはいはーいって手を挙げると思う。
しかしそれは実現し難いのでそれなりにやって生きていくしかない。まあ世の役に立つことはあるに越したことはないし、なにがしか仕事につながることがあってもいいが。それこれ含めて相変わらず働き方を考えながら最近ちょっと思うところあってマーケティングの本を何冊か読んでいるがこれも仕事には全然関係ない。やっぱり表立ってやりたいことはないがツールになるもの、テコになるもの、単なる知的好奇心でも、名目はどうであれ知識はほしい。
