たわごと。
まあ書いてる自分も終わってるので、もし読むなら話半分で読んでもらいたい。
続きを読むいつものごとく花粉症で春というのに屋外はあまり出歩きたくない。
例年市販薬で適当にやって症状も大したことがない具合なわけで、4月はそんなかんじで大人しくしていれば十分なのだから今年もそのつもりで過ごしていた。
のだが。
なんだかいささか強めに全身症状が出てうなだれている日々。人手足らずで最近いそがしいし疲れてるのもあるかもしれないが、今年はもしかしてつらいな?と今頃気付いた。
あほかな。
まじでなんで?
花粉の浴び始めを過ぎれば鼻水もそうでもないからな~と余裕こいてたら何もしてないのに鼻血は出るし、喉は腫れるし。
目の充血もひどいけど気合いで耐えている。掻きむしったらすべてが終わり。それでも粘膜は充血するから寝起きはなんか分泌したやつでガビってる。
頭痛もひどいわ! 肌荒れもきついし! 皮膚もかゆいんじゃ!
風呂とか水気びちゃびちゃのところにいたい。湿気はどこ。
マスクといくらか空調が整った職場のおかげで日中はマシ。防塵マスクみたいなぴっちりのやつ着けたらもう少し楽なんじゃないか。不審者でもいい、スーツにガスマスクはいかんのか?
こんなにアレルギー症状でやられてる感は久しぶりで、なんだこれつらいという感想しか出ない。日頃の体調や生活習慣やストレス的なヤツのせいでたまたま弱ってると考えるべきか。それとも歳取って別の弱体スイッチが入ったのだろうか。
変化がないように思えてただ鈍感なだけで無自覚に身体ヤッてることもある。
このままでは身体が杉になるから、無い暇の合間を見つけてやっぱり耳鼻科行こうと思う。
秋田放送のアニメ枠が増える。
あとはシンカリオンチェンジ・ザ・ワールドが4/19から毎週金曜10:55。
火曜 25:24~ 怪獣8号 4/23から テレ東系たまに入れてくる
木曜 25:24~ ザ・ファブル 4/11から ちらつくひらパー兄さん
金曜 23:00~ 転生したらスライムだった件 3期 4/5から 深夜枠から出世した感
日曜 23:15~ 鬼滅の刃 柱稽古編 5/13から 初回は1時間スペシャル
日曜 24:30~ ワンピース 放送中 おれはもうワンピがわからん
月曜 25:20~ ワンルーム、日当たり普通、天使つき。 4/15から この枠当面継続か?
土曜 25:30~ ささやくように恋を唄う 4/13から 6日はブルーロック1話
土曜 26:00~ となりの妖怪さん 4/6から
土曜 23:45~ 烏は主を選ばない 4/6から 時間に注意
困ったときの神頼み。ただ神もお願いを叶えてくれるだけの人に都合のいいモノばかりではない。
どこにもそこにもいろいろな神がいるという日本的な感覚からちょっと踏み込んでみると、果たしてそれらはいずれが善なのか、悪なのか?
空からただ身体の一部が降ってくるもの、水底に沈んだ村の跡地で佇むだけのもの、因縁因果の不整合を繕うように禍福をもたらすもの、あるいはただひっそりと誰にも知られずそこに……、道端に祀られる神でさえそれがどんな恩寵をもたらしてくれる神なのか、本来神とは人知の範囲ですべてを合理的に理解することは難しい。
そんな神々が人間世界にもたらす奇跡や厄災を「領怪神犯」と言う、というのが本作の出発である。
コンセプトはローカルな風習を実践している村*1と土地の人間に影響を与える土着の神。
土地の人間にとっては恩恵を与えてくれるありがたいものかもしれないが、他から見ればまったく奇妙でときには異界から来た化け物のように人に害を為すものかもしれない。土地の人間も実はそれをわかって閉じた世界を作っているのでは?
神の権能が縋った人間を歪めていくのか、それとも「鰯の頭も信心から」とあるように人間の信心が神の在り方を変貌させるのか……、自然現象的な”神”への了解しきれない畏怖や疑問、あるいはやっぱり人間が怖いのではという卑近な薄気味悪さがないまぜになって本作の世界観は形作られている。
とは言っても湿気たっぷりのおどろおどろしさはなく、文章も軽いので読み口はだいぶライトだ。分量も200ページ少しくらいの厚さしかない。*2
毎話怪談の語りのように物語は始まり、領怪神犯特別調査部に所属する主人公の2人――片岸と宮木のコンビが実態を調査するために訪れてみると実は……というフォーマットで紡がれる連作短編なので身構えずにさらっと読んでいける。元は小説投稿サイトカクヨムに連載されていて本巻にあたるのはweb版の第一部。先ごろ本筋の締めになる第三部も完結した。
登場する神々はどれも善悪の判別がしきれないものだが、調査の蓋を開ければ表向きの印象とは違って問題は見つかるしひとつ違えば命を失いかねない危難も振りかかる。ただ基本的に主人公らは調査と記録が本分であって、よほどの成り行きにならない限り出来事の”解決”は行わない。人々を神の理法の下から引き剥がすこともなく、習俗や神そのものに翻弄されるだけであくまで彼らは外部からの観察者なのである。
ただやはり主人公たちにも世界の在りようは関係していて、作品全体の大きな流れの中で身上に深く関わってくる点でただの外部者というわけでもない。ついでに読者も作中世界への引っかかりを覚えながら読み進めることになるだろう。
人が何をしようとも神は常にそこにいる。手出しをしなければローカルな秩序は維持され何も変化は起こらない。そこらへんが普通の民俗ホラーを期待する人や事件のスッキリした解決を好む人には不完全燃焼になるかもしれないが、なぜ領怪神犯という現象が存在して彼らは調査と記録しかしないのかというのは、実は次巻(第二部)及び4月末発売の次々巻(第三部)で明かされる世界観の謎に引き継がれていくので、そこはお楽しみとして続刊も手にとってほしい。
というわけで
・SCPのような得体の知れない怪異の形式が好きな方。
・土着の習俗によって起きる民俗学ホラーテイストの雰囲気が好きな方。
・失踪した妻の姿を求める影のある男(とその義兄)にピンとくる方。
などにおすすめ。
集中するにはホワイトノイズが良きというのがいつ頃から一般化したのかわからないが、そういえば昔から雨音を聴くと落ち着くので好きだった。
近頃は昔ほど梅雨に雨がふらなくなったのだが土砂降りのときはいくらかでもよく音が聴こえるようにちょっと窓を開けたくなる。
外界の刺激から頭の中を遮断したいとき、逆に静か過ぎるのも嫌なとき、とりあえずなんか流しておく。ランダムに音楽を流していてもその時の気持ちとか耳の聴こえ具合で障るときがあり、かといって砂嵐のような音もちょっと人為過ぎるような気がする。なんというか聴いてるわけじゃないが聴こえてくるものの収まりが悪い。そういうときがある。
雨音は単調でもなく変化がありすぎることもない自然音で一番いいと思ったのかもしれない。幸いなことにいろんな人が収録した多彩な環境の雨音があるので飽きることもない。屋根に跳ねる音や雷の音がちょっとくどいときもあるが。
まあ集中できればなんでもいい。自力でそういう状態になれなくなった気がするのはやっぱり年取ったせいだろうか。老いたな。ヨボボ。
趣味のことは適当にやってるので、いっとき集中してなんかやって飽きて放置のようなことをよくやっている。
良いところは気負わなくていいこと。悪いところは合間が空きすぎて何をどうしていたか忘れているので身にならないこと。
まあ、悪いところのほうが大きい気もする。
継続性と締切感覚大事です。